角川文庫<br> 光と影の武蔵―切支丹秘録

角川文庫
光と影の武蔵―切支丹秘録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041662083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元和6(1620)年。大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡して5年、家康も没し、名実ともに二代将軍秀忠の時代に入って徳川の治世は定まったかのようだった。しかし、外国貿易とキリスト教信仰をめぐって、幕府の内外では暗闘が繰りひろげられていた。熱心な布教活動の裏にスペインが日本征服の野望をかくしていると見る一派は、当時無双の兵法家として高名だった宮本武蔵の贋者を使って異教徒狩りを繰返していた。本者の武蔵は贋者を追ううち、心ならずも陰謀の渦に呑込まれて行く―。虚実を織りまぜ、風雲の時代を生きた剣豪の内面と歴史の謎に迫る、伝奇時代ロマンの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらり庵

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一人二役トリックかと思ったがそういうことでもなく、井沢氏の小説だから、歴史ミステリーの要素、歴史事実について新説,新解釈の提示があるかと思ったが、なかった。特に個性のない武蔵を主人公とした普通の冒険活劇である。学校の秀才が、勉強の合間にノートに書き付けた漫画、という印象だ。お妙がツンデレヒロインで、もう少し武蔵とのエピソードがあれば、良かったと思う。2017/03/09

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