角川文庫<br> キャット・シッターの君に。

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角川文庫
キャット・シッターの君に。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041646489
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

中川芹、湘南育ちの33歳。5年前からマリーナでバイトするかたわら、キャット・シッターで生計を立てている。依頼主の留守中に猫の世話をするという仕事がら、依頼主の人生模様をかいま見ては、一喜一憂する日々。苦い過去を持つ芹は、恋愛には臆病だったが、新しい依頼人であるカメラマン・一郎と出会い、お互いの心の傷を知るにつれ、次第に心を開きはじめる…。猫によって癒され、結びついていく人々の姿を描く珠玉の物語。喪失のいたみを知る大人たちに贈る、ハート・ウォーミング・ストーリー。

著者等紹介

喜多嶋隆[キタジマタカシ]
5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。湘南・葉山在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

92
ちょっとブランクがあっての喜多嶋先生の作品です。装丁とタイトルからも伝わると思いますが、猫好きにはたまらない作品かと思われます。主人公「芹」は湘南ガールの33歳。マリーナのバイトとキャットシッターの二刀流で日々暮らしています。そんな彼女の元に色んなお得意さんから途切れず依頼が舞い込んできます。そんな依頼人の中でもコワモテの「堀」さんとの関わりは涙なしには読めないお話です。「芹」にもちょっといい関係となるカメラマン「一郎」が現れ、過去にちょっとした'キズ'を負った彼女のココロを少しずつ和らげていくことに。2024/09/23

はつばあば

61
喜多嶋舞って名前は聞いた事があるが・・初読みさん。まぁいいか。猫の話だろうから悪くはないだろうと。悪くないどころか、文中の6匹の猫、どれをとっても可愛いし、猫好きに悪い人はいないと益々思わせてくれた。猫をアイコンにしてる方は是非(^^♪。キャットシッター、もしくは老人シッター(笑)我が家にもこんな面倒見のいい芹さんが来てくれないものだろうか。喜多嶋隆さんの他のお勧め本が知りたいです。猫が入っていれば尚いい2017/12/04

はつばあば

46
再読でした!読み友さん押しのこの作家さん、似たようなお名前の説教臭い本を書かれる方と混同して拒否しておりました^_^;。そして読了後・・この作家さんいいじゃないと開けてみればなんと2017年にレビューがありました。7年前に読んだ時よりもじんわり感じる度合いがアップしてましたが、表現力が落ちて気持ちを文章にできません。古傷を傷のままに老いていくより、誇り高い勲章になるように自分を昇華していきたいものです2024/09/26

Shoji

36
ヨットで華々しい成績を上げた主人公の芹は、オリンピックも視野に入れていた。しかし、あまりにもハートが優しすぎて、土壇場で競争相手に勝利を譲ってしまうことがあり、徐々に表舞台から姿を消した。家族との絆も綻んでいた。傷心で過ごす中で出逢った野良猫と縁ができて、芹はキャット・シッターという仕事を始めた。簡単に言うと、飼い主に変わって猫のお世話をする仕事だ。芹のお客さんは、訳ありの人が多かった。シッターという仕事を通じて、お客さんや自身の傷心を再生していくハートフルなお話。良かったです。2024/09/06

ぶんこ

26
とても面倒見の良いシッターさんだな、というのが一番の感想です。 依頼主にここまで係わるシッターさんは、あまりいないのではないでしょうか。 車を運転しているのに、飲酒シーンが何度も出てくるのには違和感。 変なところが気になる、いやな読者になっちゃってますね。 猫の飼い主さんも、芹さんも皆素敵なことは確か。 後書きも解説も素敵。 猫が大好きなのが伝わってきて、ホッコリします。 それにしても23歳まで生きたトロちゃんは凄い! 2014/06/26

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