角川文庫<br> 消失〈中〉―金融腐蝕列島・完結編

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角川文庫
消失〈中〉―金融腐蝕列島・完結編

  • 高杉 良【著】
  • 価格 ¥1,166(本体¥1,060)
  • 角川書店(2010/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041643259
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

融資先企業をめぐるライバル行との駆け引きを経て、金融庁の厳格検査を乗りきったJFG銀行中之島支店長の竹中は、人事・総務担当の常務執行役員として東京に戻った。金融庁のあからさまな「JFG潰し」に対抗するためには、資本不足を補う大型増資が必須だったが、行内では「グリーン化作戦」と称する旧東亜銀行系への露骨な排除が始まり、内部抗争で混乱がつづく。組織の方針の前に、公平な人事を目指す竹中は苦悩するが…。

著者等紹介

高杉良[タカスギリョウ]
作家。1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表。97年、『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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キムトモ

50
電)竹中氏が総務&人事兼任の常務執行役員に出世して合併銀行運営の為、旧体制のシンボル排除や合併後の上位行員と下位行員のハラスメント問題に奔走します。この主人公は総務人事の方から銀行の体質を変えていけるパワーがあると思うんで、今後の活動に期待です…(ノ-_-)ノ~┻━┻竹中氏はどんなに偉くなっても秘書サン達にキチンと感謝を伝えるちゃんとした大人だ〜モテるわけだよね〜〜2018/08/31

ティーチピー

8
総務・人事担当常務として東京本部に栄転した竹中だったが、旧協立系の頭取から、旧東亜系の行員らを排除する「グリーン化作戦」なるものを命じられる。その命令に懐疑的な竹中は頭取を説得して旧東亜系の行員らを救うおうとするも優秀な人材の流出は止まらない。この巻では必死で竹中に協力した旧東亜系の島人事部長と渡瀬常務が最高に輝いていました。史実どおりだとするとBIS規制割れに向けてまっしぐらなんですが果たしてどうなるでしょうか。次巻でシリーズ完結なのが既にフラグな気もしますが…どんでん返しに期待しています。2013/03/06

shirou

7
挫折と出世を繰り返し、再び東京に戻った竹中氏。 合併するとやはり人事問題ですったもんだあるなぁと思わせる展開。 パワー型か、調整型か・・・ この作品を読むと自分はつくづく調整型だなと思います。2014/02/18

ちゃあぼう

6
常務に昇進して東京に戻った竹中。今回は旧東亜銀行の排除が始まり、それは、良くないこととして奔走する竹中が描かれている。この様な人が、いないと組織はダメになるのであろう。優秀な人材を上手く活用できないと結局は組織の繁栄にはつながらないのだろう。いつも苦労している竹中であるが家庭内は良い方向に向かっているようで、いよいよ清水麻紀とのゴールも近いようである。長かったこの作品も次が最後になるが、協立銀行の行く末と竹中自身の今後がどのようになるのかが楽しみです。2025/07/05

アイゼナハ@灯れ松明の火

6
「グリーン化作戦」かぁ。営業の現場で血の滲むような回収努力をしてる最中に、本丸でそんなことに血道をあげてるなんてね。本店と現場の認識ギャップの大きさには恐れ入るばかりですな。もう過去の話であってほしいものですが。2010/03/28

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