出版社内容情報
日本型経営が、市場原理主義の米国を制す。迫真の長編経済小説!「サンマル」ブランドで知られる食品メーカー大手の東邦水産は、即席麺の米国工場建設を目指していた。「人を大事にする」経営理念のもと、市場原理主義の本場・米国進出に賭けた日本人ビジネスマンの奮闘!
高杉 良[タカスギ リョウ]
著・文・その他
片岡 忠彦[カタオカ タダヒコ]
著・文・その他
内容説明
「サンマル」のブランドで知られる大手食品メーカー東邦水産は、サンマル・INCを立ち上げ、即席麺の米国市場に進出した。長年悩まされた赤字からもようやく脱却し、第二工場も稼動を開始するが、セクハラ問題、ユニオン対策など、従業員の文化の違いに直面する…。山積する問題に、「事業は人なり」の理念で臨んだ結果は、米国市場トップシェアの獲得だった!市場原理主義を標榜する米国で、日本型経営の成功を描く力作長編。
著者等紹介
高杉良[タカスギリョウ]
作家。1939年生まれ。『虚構の城』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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