内容説明
青葉繁る杜の都―仙台。そこで偶然見つけた妻の写真。一緒に写っていたのは、夫の知らない謎の男…。そして、その謎の男の死を知った夫は、妻の過去に疑問を持ち始める―。一方、父の跡を継ぎ、青葉城址の伊達政宗像の前で観光客の写真を撮る美人カメラマン池野真理子。彼女は、父の事故死に不審を抱いていた。この二つの事件が一つに重なりあった時…。事件は意外な方向へ展開していく。東京―仙台間を舞台にくりひろげられる、トラベルミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
31
1991年8月18日読了。あらすじは忘却の彼方。(2018年3月18日入力。作者のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りします)1991/08/18
涼
10
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/06/post-63bf.html2018/06/11
コマンドー者
3
80年代中期のノンシリーズの内田氏の長編ミステリー。最初の出だしと終盤がかなりチグハグな感じもするが、プロットを考えないで書くという内田氏の創作技法がある意味よく実感できる二転三転するどこに話が帰着するのかさっぱり分からない展開に目が離せない。2024/03/29
フリージア
3
新幹線の中で読むために実家の本棚から持って来た内田康夫作品。あっという間に読者を引き込み先へ先へとわくわくさせてくれるところはさすがの巨匠。本作は連絡手段としての携帯電話も存在しない年代の作品だったので現代物も読んでみたくなった。2017/10/12
sarie
2
ドラマ、信濃のコロンボシリーズの原作本。読みやすいので、さくっと読了。気軽に読めるのが良いです。2015/06/26
-
- 和書
- 損失補てん規制
-
- 電子書籍
- 下級武士の米日記 平凡社新書