内容説明
東京近郊に住む小学生・智也は、5年生になるときのクラス替えで、札付きのいじめっ子3人と同じクラスになってしまった。ひどいいじめに耐えかねた彼は、海と山に囲まれた愛知県幡豆町にたどり着く。自殺を考え海辺にたたずむ智也を呼びとめたのは、人間並みの知能を持つネズミ次郎吉と不可能とも思える壮大な夢に取り組む女性オリビア。過疎に悩みながらも地域の力を取り戻そうとがんばる町の人々との出会いを経て、智也は―。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
東京生まれ。少年時代を愛知県ですごす。日本大学芸術学部卒。1979年、直木賞候補作となった『未知海域』で作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バジルの葉っぱ
1
携帯でメールをうって意志疎通するねずみ、スーパーマウスJって、面白そう…と思い読み始めました。でも読み進むにつれ、いじめのことなのか、地域活性化の話なのか、冒険譚なのか…色々盛り込み過ぎてしまって、まとまりがないなぁというのが率直な感想でした。もっと次郎吉(J)に、スーパーマウスでなければできないような活躍をしてほしかったなぁ…。2010/06/29
さき
0
そうだ村はないと思うけど、あったらいいなと思いました。2015/01/12
はなっち
0
全体的に浅い感じ。児童書のような感じかな。年々低年齢向けに書いているのか、私が大人になったのか。たぶん両方。 なんだか心が消化不良…。 宗田理さんの新刊が待ちきれず、ワクワクしながら読んでいた頃がなつかしい。2013/02/20
kanon
0
なんだかとても可愛らしい表紙と紹介文に惹かれて。2012/08/27