内容説明
自由な校風で知られる、名門・生生学園高校にめでたく合格した関谷周一と荒木猛。ご機嫌で入学式を迎えたふたりだったが、いきなり、度肝を抜く出会いが待ちかまえていた!それは、万年一年生にして料理の天才「マミー」こと倉地麻美。おばさんのような貫禄、先生ともタメ口をきくマミーは、実は学校中の人気者。みんな最初は呆気にとられるが、マミー特製の「マミー焼き」に惚れこんで、次第に彼女のペースに巻き込まれていく…。お料理上手のトラブルバスター、マミー登場!爽快な学園小説。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。1979年、直木賞候補作となった『未知海域』で作家としてデビュー。85年刊の『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする“ぼくら&新・ぼくらシリーズ”は、中高生に圧倒的人気を呼び大ベストセラー中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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καйυγα
7
年齢不詳の万年落第1年生マミーを中心とした学園もの短篇集。内容はかなり軽い。彼女が作る料理はずば抜けて美味しく、生徒はもちろん先生までも虜にさせる代物。そして学園中の皆から支持され、頼られるおばさん(?)高校生。14つの短篇が納まっており1篇単位のお話はとても短いが、マミーの人柄や不敵さを知ることはどれも容易である。無茶な設定や内容はあるけど、最後は笑ったり心が温まったりする話ばかりで読後は心地良い。「マミー焼きの秘密」がオススメ。人のために何事も成してしまうマミーのようなあたたかい人間になりたいね2015/04/02
えりっく
0
なんか設定が宗田さんぽくないけど面白かった!
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