内容説明
東京からの転校生、遠山至は、胸に秘密と傷を抱えていた。兄の誠がクラスメート四人にいじめられ、暴行を受けて死んだという事実である。しかも、加害者の少年たちは裁判で無罪になった上、いっそう悪事を働いているらしい。至は修行旅行で東京に行く絶好の機会に、必ず復讐してやろうともくろむ―。S中学の仲間たちと、2A探偵局、兄のかつての恋人玲子らみんなと力を合わせて至は、ギリギリとワルの四人組を追い詰めていく。事件は事件を呼び、真相は意外な結末に導かれて…。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。1979年、直木賞候補作となった『未知海域』で作家としてデビュー。85年刊の『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする“ぼくらシリーズ”は、中高生に圧倒的人気を呼び大ベストセラー中
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感想・レビュー
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- 和書
- 昭和十四年度六年東組




