内容説明
ひとみの友人みえの姉、あすかは新米の中学教師。赴任先の津軽の中学校で、陰険なイジメにあっているという。それも校長をはじめ、同僚の教師から。相談をうけたぼくらはただちに津軽に向かい、“頭脳+武闘”の最新作戦を展開、イジメ教師グループをやっつけていく―。津軽独特の痛快なユーモアをとり入れた、一味ちがうぼくらの戦い。笑える最新刊、書下し。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
46
青森に行きたくなった!ねぶた祭り、みてみたいなあ♪今回もぼくらの強い絆は健在☆2015/12/30
やなぎ
12
ひとみの友人の姉が青森で教師をやっていて、同僚からイジメを受けている。それを「ぼくら」が解決しに行く話。教師の間での陰湿なイジメは、数年前に実際にあったなぁ。そんな人が子供を教えていていいのだろうか。子供は大人の背中を見て育つ。不信感を抱いたまま大人になっていくのだろう。本の話に戻ると、東京の喧騒から遠く離れた、青森の長閑なイメージが浮かぶ。行ったことはないけれど、行ってみたくなる。イタコ、ネプタ、虫送りの話も。高校生に説得される大人ってどうよ、と思うけれど、あっさり解決したからまぁいいか。70点。2020/10/23
ココ
9
再読。教師同士の陰湿ないじめがテーマだと思って、あすか先生対校長教頭や佑作、の話だと読み進めていたけど、途中でふと、これはどんどん炎が消えていっている気がする、と感じた。あとがきを読むとその通りで、宗田さんもそう感じていたらしい。津軽ならではの、自然と歴史、人々の心に動かされて、悪人は悪人でなくなっていく。ぼくらにとって、それはこてんぱんにやっつけたという、中学の頃の激しさはないけれど、悪い大人に勝てたし、みんなが幸せになれたから、良かったんじゃないかな。今回は終始、英治とひとみがいい感じだった。2020/05/11
あゆか
3
納豆を顔に叩き付けるなんて納豆好きからしたらなんともったいない!2013/03/16
すぴか
3
読む前はタイトルに「ハテナマーク」でしたが、読んでいくうちに理由がわかりました。中学生VS教師の構図はぼくらで見慣れていますが、高校生になったぼくらは当事者そのものではなく、また違った関わり方をするようになっていて、不思議な気分になりました。2012/01/27
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