内容説明
7日間戦争→天使ゲーム→大冒険を経て、“ぼくらの中学生”は2年生に進級。新任の、校長と担任の教育方針は、なんと「手本は二宮金次郎」!きびしい規則が次々出来て、教師と生徒とが攻防戦を展開する中、担任真田に「殺人予告状」が届く。一方、純子の弟光太が誘拐される…。不気味に送られてくる「殺人予告」は、だれが、なんのために?そして、光太はどこに?相原ら中学生グループは知恵と勇気をふりしぼり、見えない敵との戦いに立ち上がる―。笑いとスリルいっぱいのぼくらの探偵物語。大人気・ぼくらシリーズ第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
51
物騒な世の中だなぁ…。自分のまわりでこんな事件があったら、病んでしまいそう(>_<)このシリーズは読みやすいから、さくさく読める♪2015/10/03
ココ
8
再読。昔読んだ中で1番怖くて嫌いな話だった。色々な意味で裏切られた感じ。真田先生を殺した校長だけじゃなくて、あんなに極悪だと思ってた真田先生が彼女にもみんなにも本当は優しかったところ。虚しさが残った。それから、ずっと純子が好きだった英治が、ひとみに惹かれていくところ。私は英治と純子が好きなのに…。最後は犯人を追い詰めて終わるけど、さよさんや光太が痛めつけられてるのを見るのもつらいし。すごい時代だったんだなと痛感します。2020/04/24
くっちゃ
5
光太と殺人狂との会話。光太がどんどん殺人狂のおじさんに対して不信感をあらわにしていき、殺人狂もそれを敏感にかぎとっていくやりとりがとてもスリリング。光太!気づいちゃダメ!気づいたら殺される!赤ずきんちゃんとおばあさんに化けた狼とのやりとりにも似てるかも(笑)2016/07/02
やなぎ
3
僕が持っているのは平成4年発行。初版は平成元年だ。あとがきには、最近奇妙な幼児誘拐殺人事件が起きている、と書かれている。本書の内容も、誘拐事件をテーマにしている。異常な人というのは、どこに潜んでいて、いつ発狂するかわからない。自分も巻き込まれるかもしれないと思うと、怖い。事件や事故に巻き込まれない、普通の人生を送りたい。主人公の英治は今作あたりから、純子からひとみに気持ちが移ったようだ。今は2人から好かれている。モテる男が羨ましい。殺人は起きるけど推理はできない。中高生は楽しめそう。僕も楽しんだ。70点。2020/10/06
おくてつ
1
ぼくらの中2の時の話。2024/04/30