角川文庫<br> 時刻表昭和史

角川文庫
時刻表昭和史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041598047
  • NDC分類 686.55
  • Cコード C0195

内容説明

昭和という年号とともに生を享けた著者は、まさに「時代」の歩みとともに「体験」を重ねていくが、やがて、「鉄道は兵器」となり、汽車の運転は間引かれ、「時刻表」さえ入手できない世の中になっていく。「国鉄」2万キロ完乗者による「昭和」時代紀行。時刻表青春の記!

目次

第1章 山手線―昭和8年
第2章 特急「燕」「富士」「桜」―昭和9年
第3章 急行5列車下関行―昭和10年
第4章 不定期231列車横浜港行―昭和12年
第5章 急行701列車新潟行―昭和12年
第6章 御殿場線907列車―昭和14年
第7章 急行601列車信越本線経由大阪行―昭和16年
第8章 急行1列車稚内桟橋行―昭和17年
第9章 第1種急行1列車博多行―昭和19年
第10章 上越線701列車―昭和19年
第11章 809列車熱海行―昭和20年
第12章 上越線723列車―昭和20年
第13章 米坂線109列車―昭和20年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほっしー

11
著者の少年期から青年期に当たる昭和8年から20年の鉄道に対する思い出を綴った鉄道オタク(乗り鉄)エッセイ。戦前の昭和時代の時刻表の変遷や、時代背景も交えて書かれている。とにかく著者の鉄道愛が溢れ出している。2銭の切符を買って山手線に乗る小学1年生のときのわくわく感。大人から見れば大したことじゃないけど、1年生から見れば大冒険だったんだろうなあ。戦争が激しくなってきた時期は汽車に乗ることもままならないのに、なんとかするところがさすが鉄オタと思った。鈍行列車に揺られながらゆっくり読みたい1冊。2016/05/23

i-O

0
おもろ2012/10/13

sg

0
厳密には再々読。増補版が在ることを検索して初めて知った。2009/12/23

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