角川文庫<br> 中曽根が笑った日―小説総裁選

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角川文庫
中曽根が笑った日―小説総裁選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041571057
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0131

内容説明

“指名、竹下に”安倍有力の予想をうらぎり、中曽根裁定書の末尾には、竹下登の名が。二階堂の出馬宣言で、任期再延長の目論見を潰された中曽根の胸中に怒りの炎がもえた。影響力の温存に狙いをかえた中曽根の戦略にのり、派閥の渡辺や山口は、水面下の秘かな動きにでた。安・竹連携の分断で熾烈な争いは、前例のない話しあい、指名へと流れた。完全な白紙委任を求め静観する中曽根の掌の上で、指名を争う暗闘は、最終日深夜におよんだ…。

目次

遠雷―驚異304議席の勝利
誤算―驕り、売上税廃案に
激震―突然の出馬宣言
連携―元老への野望
疑心―揺れる合従連衡の策
対決―3者協議についに決裂
裁定―最後の長い1日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

7
中曾根政権晩年。中曾根総理と次を狙うニューリーダー「安竹宮」の3人の駆け引きが面白かった。周りを焚きつけるためにいろんな駆け引きをしたりとかね。そんなことをしてて仕事ができたのかなと思うけど。最終的に中曾根裁定となり総理の座を降りても自分の影響を強めることができた、ということで締められてるけれど数年後のリクルート事件でおじゃんになりましたね・・・。2021/09/20

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