内容説明
結婚。歳の差。友情。どれも、恋愛の障害?ほんとうに、そうでしょうか。“恋”が、本当はどんな姿をしているのか。まだ誰も見たことがないというのに―何ものにも囚われない愛の形を求めて、女性たちは恋の冒険に挑んでゆきます。恋の迷路の中で悩んでいるすべての女性たちに贈る、新感覚の恋愛短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんな
12
「本当に好きになるってことは、その女性を自分のものにすることじゃなくて、その女性が本当に望んでいることを受け止めることだって…」知り合いに、そのような考えをもつ大人の男性がいますが、自分の意思を後回しにできるのってどれだけその人のことを大切に思っているのでしょう?その域にはまだまだ行けなさそうな気がします。2015/04/30
なつ
10
本文中より「若さというのは、単純なことを幸せと感じとれる健康な心のことなのだと思った」「つないだ手を離すとき、離さないといけないとき、それは互いの魂を抜き取るような感じ」 鶴田静さんの解説より「自分の中の気持ちのままに全てを選んで生きていく」 この3つ、が印象に残った。 そして、思い出した。『恋人より、せつない』という状況に陥ってしまったわたしが過去にいたことを。当時彼がいたのに、どうにもならない人を好きになってしまい、自分の気持ちにウソをつけず、彼と別れ、そこからその人のことを3年弱も想い続けたことを。2015/10/07
やす
4
なかなかに激しく、重い本。2023/05/28
チェス
4
最初の二つの作品は良かったと思う。最後のお話はちょっとワケわかんないです。 図書館本。2019/05/05
曲がり角
1
大人な恋愛小説。 女性の生き方についても考えさせられた。2020/03/14
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- 和書
- 東北婆っぱ烈伝