内容説明
「いい男がいないわね」―これが女たちの合言葉。不倫、金妻、自立、お嬢さんブームと、一見、女性がもてはやされているようでありながら、究極の男女関係は「空気のような」存在、という男たちの本音は変わらない。「空気」より「カッパえびせん」。食べても食べても飽きない関係こそが理想なのに。ときめきの恋を求める著者が、楽しみ、傷つき、嘆きながら集めた、色とりどりの恋愛カタログ。書き下ろしラブ・エッセイ第4弾。
目次
1章 女は蝶のように舞い蜂のように刺す
2章 間違ってこそロマンチック
3章 ふられ気分で楽しんで
4章 男は競ってこそ華
5章 どこからでもかかって恋
6章 愛のプロローグは或る日突然に