角川文庫<br> ドキュメント新聞記者 - 三菱銀行事件の42時間

角川文庫
ドキュメント新聞記者 - 三菱銀行事件の42時間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041561010
  • NDC分類 916
  • Cコード C0136

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かんらんしゃ🎡

41
『異常に非ず』の作中に何度か出てきた読売新聞社の実録ルポ本。『異常に非ず』が人間ドラマに仕立てたのに比べ、こちらは報道の緊迫感と現場の焦燥感。現在コメンテーターの大谷昭宏氏も実名で登場。ルポルタージュでありながら各記者の心情まで描かれているので小説としても堪能できる。ただ記者特有のハンティング気質からか、この事件を魅力あるとか幸いと言ってしまう事に違和感は残る。最後は報道らしからぬ湿り気のある文で閉じていた。 2026/05/24

みのにゃー

4
昭和54年1月に起こった三菱銀行立てこもり事件。その事件を記事にしようとする読売新聞記者の面々を描いたドキュメント。犯人梅川の詳しい掘り下げ等を期待していたが、さほどではない。記者の行動は現在では非常識(突入時警察官に紛れるなど)だが、使命感はアツい。読者が電話で意見を述べる様子が興味深い。宇崎竜童にハマっていたときにTVで放映された『TATOO-刺青あり』を見た。哀しい映画だった。2023/08/07

0
Y-202004/01/29

くまきん

0
 インターネットどころか携帯電話も無く、かろうじてポケベルがあった時代の新聞記者の取材活動。それは体当たりで話を聞き出す、とても人間くさい地味で地道なものだった。今から見ると強引で人権的に危うい面があったように見えるが、当時の読者のニーズがそれを要求したのだろう。ネットのない当時、民衆は自分たちの声をぶつける先をテレビ局、新聞社くらいしか持っていなかったのだ。2023/12/19

ゴリゾウ

0
昭和54年1月、梅川昭美による犯罪史上希にみる惨劇は、日本中の耳目を集めただけでなく、新聞記者一人ひとりに、報道とは、記者の仕事とは何なのかを深く問いかけるものであった。 #13301989/01/01

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