角川文庫<br> 香水物語

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角川文庫
香水物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 205p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041552445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

深く傷ついている時でさえ、そこにほんのささやかな物が登場しただけで、女は生き返ることができる―。プロポーズの言葉とともに贈られたダイヤモンド。デビュタントの日にはじめて身につけた真珠。遠く離れた恋人と同じ香りにつつまれ眠った夜。匂いや輝きで、あるいはその名前の響きで記憶に残る香水や宝石をモティーフに、大人の女性の輝きと悲しみを鮮やかに映し出した贅沢な恋愛小品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

49
何度目かの再読。今読むと、小恥ずかしくなるような小道具(宝石、香水、ブランド物の小物…)の数々。バブリーですな。当時はみんなこういうものに憧れてたのよね。今じゃアメリカの片田舎にうもれる私も、少しは気を引き締めておしゃれをしなきゃ、と思わせてくれる小品集でした。2014/02/10

CCC

9
そんなハイソな感じでブランドを散りばめられてもよく分からないよー、となる。それでいてトレンディドラマ(見たことないかも)みたいな幸福感のあるやり取りを繰り返したりするものだから、もはや不信感すら湧いてきた。あまりにも縁遠すぎたのだ……。2025/10/06

lila*

4
平成11年10月25日文庫初版。16年振りの再読。高校の時に同じクラスだった読書家の友達が読んでたのを覚えていて買ったんだっけ。古い映画を観ているような、そんな雰囲気。手放す前にもう一度読んでおこうかな~くらいの感じだったけど、手元においておきます。唯一覚えていたのは、前世で双子だった彼との話。次にこの本を開くときに思い出すのは、どのお話かな。2015/10/28

りんご

2
すごくバブルっぽい。高名な香水や宝石に絡めた"いい女"(解説者は大人の女、と)たちの掌編。序盤、ポーシェのカブリオレが―というから古風な表記だなあと思ったら、終盤の話では普通にポルシェと書いてあった。香水にはあまり詳しくなく、ピンと来る話もなかったのでブランドはほとんど素通りしたけれど、モーパッサンの『頸飾り』は面白そうだったので青空文庫ですぐ読んだ。2024/04/15

wasanbon

2
友人と香水の話になり、そういえば子供の時に知り合いのきれいなお姉さんが気に入っていた本が・・・と思い出し、電子媒体で読んだ。ポルシェをポーシェ、デートはデイトと最近は見ない言い回しに所々気になりつつ読んだが、日本が勢いがあった時代の流行なのか?最後は疲れてしまい、流して読んだ。2015/11/06

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