内容説明
「実はそうなんだ、愛している女がいる」―5月の朝の突然の告白に端を発した夫婦の破綻。それまでの平穏無事な日常は見せかけだったのか?妻・朝子、愛人・夏子、友人・広子。同じ33歳の女ざかり。結婚の、不倫の愛の岐路に立った3人の女たちの選択は、はたしてハッピーエンドになりうるか?現代の都会を舞台に、シーソー・ゲームのように微妙でスリリングな愛の行方を描く、長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ANE
1
母の本棚から。なぜ、このような本が…。案外好きなのかな、共感するのかな、とは、怖くて聞けないけれど…。すみやかにもとの場所に戻します。2018/08/30
SAYURI
1
純粋に面白かった。本屋で、新しい出会いを求めタイトルだけを見て購入。30代40代の女性が主人公話は不倫が背景に多くて飽き飽きしてしまうのだか、そう暗くもならずに読み進められる力強さを感じた。泣き寝入りする女が1番強いという言葉など、なかなか面白い格言が多くて、他の著書も読みたくなった。2014/06/04
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
2003年5月8日