内容説明
「ひとりで生きているつもりが、大きな彼の力で生かされているような気がした」家族を愛し、仕事を愛し、短い人生を丁寧に生きた作家、故山際淳司。日々の積み重ねが築いた互いへの信頼感と絆は、いまなお生きている―。山際が家族に託した思いを、あますことなく綴った珠玉のエッセイ。
目次
プロローグ 夢の中の山際淳司
第1章 風のように、雲のように(がんを告知された日;一番好きだったスポーツ ほか)
第2章 彼がいて息子、そして私(いつでもどこでも一緒だった日々;大自然に抱かれて ほか)
第3章 父と子のセレモニー(お気に入りの被写体;飽きないふたり ほか)
第4章 みんな彼が好きだった(『恋人よ』を聴かされて;子どもが生まれる前の別居 ほか)
著者等紹介
山際澪[ヤマギワミオ]
ファッション関連の仕事に携わり、パリを拠点にヨーロッパなどを回る。1980年、作家・故山際淳司と出会い、結婚を機に職を辞す。故人を陰で支えながら、家事、育児に専念。テレビの料理番組制作、インタビュアー、エッセイストとして活躍。故人との間に、一男
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