内容説明
「タスケテ トウキョウ ウミノソバ ナオミ」―お台場の海で見つかった謎の手紙。同じ頃、連続射殺事件が発生する。被害者は皆こめかみを撃ち抜かれ、死体の傍には「ナオミのために」と書かれたメモが残されていた。ナオミとは一体何者なのか?射殺事件はナオミのための復讐なのか?事件解明の糸口が掴めず、翻弄される警視庁。十津川警部は大胆な推理を試み、連続殺人犯を追い始めるが…。傑作長編ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。トラベル・ミステリーで活躍
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