内容説明
女優・中村美矢子は、土佐中村への一人旅の車窓から、河原で男が襲われる現場を目撃する。その河原で死体となって発見されたのは、美矢子を東京から尾行してきた男だった。旅を続ける彼女のまわりで次々と起こる怪事件。美矢子は、自分の身にも危険が迫っていることを感じはじめる。そのころ東京では、彼女のマネージャー・里見保が行方不明になっていた。東京で捜査を開始した十津川警部は、四国の事件との関連を探る。表題作「謀殺の四国ルート」をはじめ、十津川警部の活躍を描く四作品を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
10
「勝手に列車祭」第226弾。。。文庫コレクション446冊目。。。平成10年 5月25日 初版。。。女優がお忍びで四国を旅行するが、途中列車の中から殺人事件を目撃してしまう。女優を目撃者として殺そうとして、次々と殺人が起こっていく。吾らが十津川警部は女優を守れるのか。他3編。2019/05/10
kenkou51
1
短編4作品(謀殺の四国ルート、予告されていた殺人、城崎にて、死、十津川警部の休暇)『城崎にて、死』の序盤の日下の行動ってある意味ストーカーだよなと思った。事件の内容は都会ではこれから実際おこりそうな話だなと感じた。2013/04/29
シーラ
0
娯楽娯楽♪出身地四国が舞台となっているのがGOOD。それだけでいい。話としては一番短い「十津川警部の休暇」がGOOD。2010/05/10
ラピス
0
十津川警部の休暇が今まで読んできた小説の中で、1番内容が嫌な感じ。2024/01/07