角川文庫<br> 危険な殺人者

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角川文庫
危険な殺人者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041527436
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ベテラン新聞記者の田島は自社の紙面で「七歳の子供が自殺…」という妙な記事を発見した。『ママ、サヨナラ』と書かれた遺書と一枚の絵。少年を追いつめたものは何だったのか…。真実を追求し、子供の母親に執拗に迫る田島は意外な事実を掴むがその果てには…。(病める心)。日常生活を襲う恐しい罠と意表をつく結末。人気絶頂の著者が贈る傑作オリジナル短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

5
「勝手に列車祭」第204弾。文庫コレクション401冊目。。。平成 5年 3月25日 初版。。。200頁ほどの本に7本の短編が収められている。「痛める心」田島には思い出したくない過去があるといわれていたのは、この話であったのかと思う。まあ若気の至りと言うところであるが、追い詰めてしまって母親を自殺にまで追い込む。2018/10/07

浅木原

0
62年から77年までの短編7編。なんか全体的にウールリッチの短編集読んでる気分になった。ベストは断然「硝子の遺書」。明らかに『四つの終止符』の原型で、驚くような話ではないけど、最終的に明らかになるタイトルの意味がしみじみと染み入る。珍しい少年ものの「危険な遊び」は、話自体は特に評価するようなものではないんだけども、ウールリッチの少年ものを思い出させる味わいは嫌いじゃない。他も「鍵孔の中の殺人」「でっちあげ」など、本当の最初期短編よりもこなれてきた感じのが並んでて、特筆するほどではないけどぼちぼちかな。2016/03/13

千木良

0
第5回双葉新人賞入選(第2席)作「病める心」ほか6篇収録。

ipusiron

0
1998/6/8読了

キャサ

0
短編集

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