内容説明
車で書店に出かけては新刊を山のように買い、町をうろうろ歩き回って古本を手に入れる。自宅の書棚の前に立って、タイトルも装丁も中身もいい、三拍子揃った「美人本」について考える。会津の山奥、モンゴルの平原で続く長期の映画撮影にも、気になる本を連れて行く。世界中のどこにいても何かを読まずにはいられない!旅と本への愛情に満ちあふれた、椎名誠の「移動本読み」エッセイ。
目次
書きたい本・書いてきた本
ホネ・フィルム宣伝騒動記
花について
いやはや企業群
齢の話
記憶漂流
暑さの夏にオロオロ読んで
発想の刺激
ニオウ本
どこで本を買うか
本を抱えてまたニヤリ
元気のない旅
まんぜんとまた次の日へ
移動本読み記
真実の事実はエライ
本などいらない山村生活
雨の中で小型の本を
ムハハハ力
錯乱読の海
ロビンソンの一冊
うどんだけが人生だ
顔のもんだい
収穫の街
本の名前
ぼくの書棚の美人本
本などいらない草原生活
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。映画監督としても活躍。著書は、「犬の系譜」(吉川英治文学新人賞)、『アド・バード』(日本SF大賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- OD版 図書館情報学



