内容説明
ピコタンはちょっと変わった女の子なのかもしれない。なぜかといえば、冒険をしたいと、いつも夢みているから。ある日、遊園地のお化け屋敷に迷い込み、同い年じらいの女の子の幽霊に自分と入れかわりになってくれと頼まれて、あの世へ―。この世とあの世、生と死の世界の垣根を跳びこえて、両方を見渡したとき、ピコタンが初めて知った愛、友情。ピコタンは、この世にまた戻ることができるのかな。いつまでも優しい気持ちを失わない、大人も子供も、いっしょに笑い涙する最高のファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
88
タイムラインに上がってきた本だったのでうわ!と思って登録。中学生くらいだったかな、ファンタジーにハマって不思議な本、異世界な本がとても好きだった時期がありましてその時読みました。内容はすっかり忘れましたけどほんとにわけわからない展開の不思議な本だったことは覚えてます!
kaizen@名古屋de朝活読書会
78
幽霊と約束する。 母に合って来たいので,交代して欲しいといわれ。 素直に信じて交代するが, 相手の母は手放そうとしない。 結末は詩的に。赤川次郎の家族愛を題材にした絵本。 北見隆の不思議絵がよく似合う。2011/09/04
takaC
43
続きの冒険も書かれているのだろうか?2013/05/02
coco夏ko10角
36
赤川次郎さんのオススメ本で何度か見かけて気になってた一冊。とてもよかった。人を信じて…。このあとの冒険も見てみたい。北見隆さんのイラストも雰囲気が合っていてよかった。2017/05/10
美葉
30
劇団ミュージカルの原作。すごく温かい物語だった。劇を昔観たんだけど、もう忘れちゃったなぁ。いつかもう一度観たい。2018/10/07