角川文庫 自殺行き往復切符

赤川次郎

角川書店（1985/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 395p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041497265
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りくう]

悪漢なのに…悪漢だから。妙な魅力に女性が躍らされていく。庇いたくなる人殺しという矛盾にむずかゆくなりながらも、明かされていく事件に快感を覚えます。警察と犯人、両方の視点を同時進行で描かれているので謎解きを求める人には向かないかもしれません。

2014/12/11

[おか]

いや〜 今回の赤川さんの作品は 全くほっこりできなかったf^_^;)何故に凶悪な男に 女達が コロっとまいってしまうのか 理解できない。私は やはり 勧善懲悪が好きなだけかもしれないし、金持ちが 自分の思うが儘に人の命を自由にすることに反感を覚える。この作品は 赤川さんの作品の中で 好きになれない作品となった。

2016/03/11

[いっちゃん]

たぶん中学生か高校生の時に読んで面白かった記憶が。今読んだら、赤川次郎っぽいなってくらいの、まぁ、そこそこ面白い程度だった。もう一冊「顔のない十字架」やったか面白かったと思ってる本、読むべきか、否か。

2014/09/29

[クルミ]

若い頃に読んで面白かたのだけれど、年代が変わると読後感も変わるのですね。どうして自分を殺そうとした男・騙そうとする男に女は惹かれてしまうのだろうか？自分に危険が迫っても子供を助ける男。それでいて、人を殺すことをなんとも思わない男。不思議な魅力の男なんでしょうね。でも、こんな結末は今の私は好きになれない。

2019/06/25

[ハロー]

女を見るとすぐに抱きついたりキスする男...。

2017/04/30