出版社内容情報
だれもが、BIGになれる“道”を持っているはずだ??。おれは音楽をやる、スターになる! 広島から夜汽車に乗って上京した少年。くやしさも、みじめさも、すべて吐き出し、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊は矢沢永吉の歌!
矢沢 永吉[ヤザワ エイキチ]
著・文・その他
稲越 功一[イナコシ コウイチ]
写真
角川書店装丁室[カドカワショテンソウテイシツ]
著・文・その他
内容説明
広島から夜汽車に乗って上京した少年。ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、胸には熱く燃える大きな固まりがあった。「おれは音楽をやる、星になる!」。その少年はいま、願いどおり星になった。星の中の星、スーパースターに。だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。
目次
広島(成りあがり、大好きだね、この言葉、快感で鳥肌が立つよ;関東、矢沢家一代、広島じゃない、横浜がオレの故郷だ ほか)
横浜(最終の夜汽車で東京へ、夢と現実が半々の状態だった、広島がぐんぐん離れて行く;無意識のうちに横浜で下車、貼り紙見て、ボーイになる、夢だけがオレを支えた ほか)
キャロル(挫折感の中で、脱けだすための必死の動き、バス賃六十円をどうする;新しいバンドを作ろう、まず、ウッちゃんをひっかけた、そしてジョニーとの出会い ほか)
E・YAZAWA(解散しても変わらないなら、解散する必要はない、元キャロルで矢沢を売るな;キツイ旅だ、おまえにわかるかい、山三つ越え乗り込んでいく、ロックで超満員にしてやる ほか)