感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カワハ
3
期待していた内容ではなく、阿佐田哲也周辺の人物との交遊録のような感じでした。阿佐田哲也の自伝的内容を期待していたのですが。ただ、これはこれで興味深い内容が書かれていました。"虚にして実、実にして虚"2019/03/27
久守洋
0
阿佐田哲也を題していながらも、麻雀小説ではない。メタ的な小説かといえばそうでもない。淡々と、醒めた目で博徒たちを描く身辺雑記である。色川のあとがきでの言葉を借りれば、「しかし、さっぱり面白くねえや」。2012/11/11
ビーフハート
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生きていくことのバランスについて考えさせられた。2003/07/20
イチ
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P52 ｢俺は泣き虫だった。甘えん坊でね。劣等感のために、人前ではっきり自分の意見が述べられない｣～略～｢自分の意見はいえないが、他人の意思に屈服もしない。だから孤立する。俺はそんな子供だったよ｣ よくこういう文が書けるなあ。2009/05/10
