角川文庫<br> 高校放浪記

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角川文庫
高校放浪記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041447048
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0195

内容説明

大学医学部への進学を夢見る耕三は、高校に入学する。しかしそれは、抑えがたい激情に翻弄される青春の旅の幕開けだった―。父親への反発、教師への反抗、学校や社会に対する怒り。授業をサボり、喧嘩に明け暮れ、家出、停学、そして―。不良学生のレッテルを背負い、果しない自虐と絶望と孤独に傷つきながら、自分は何を求めているのか、必死に追求する。70年代、高校生に圧倒的な共感を得た感動の手記が、今蘇る。

目次

第1部 俺だって夢がある(泥をかぶったプライド;先生は敵や;何でそれが悪い;木竜会会則第一条;親父は鬼や;停学処分にされて;家出;恋を砕いて)
第2部 放浪の門(海に沈んだ太陽;俺の不良はしれている;心の中のサムライ;無期停学;卑怯者;せつない友情;思ったように生きてやる;涙がかれるとき;退学か放校か;あてどない旅立ち)

著者等紹介

稲田耕三[イナダコウゾウ]
1949年、三重県生まれ。72年に『高校放浪記』を発表、当時の高校生たちの圧倒的な共感を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

すぴん

2
高校のころ夢中になって読んだ本に再会 した。懐かしくて懐かしくて、本を読み続けていて良かったとしみじみしている2020/09/30

sansirou

1
真面目なはずの高校生が喧嘩に明け暮れ、不良の道にまっしぐらに落ちていく。その心の葛藤が、甘さと自己中心とやり場のないエネルギーと自己嫌悪とぐちゃぐちゃになった状態で描かれている。後編が読みたいな2018/11/04

daichance

1
ほとばしる熱気のまま書かれた文章。うまい文章でも、内容が深いわけでもないが共感。2013/04/05

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