角川文庫<br> 蒸発 - ある愛の終わり

角川文庫
蒸発 - ある愛の終わり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 420p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041445013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

16
【1973_日本推理作家協会賞】【1985版_東西ミステリーベスト100_64位】1987年4月5日読了。夏樹静子氏のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りします。(2016年3月22日に入力…したものをミスタッチで削除してしまったので、20210325再入力)1987/04/05

245

1
交通事情も福岡市内も50年経つとだいぶ変わるもんだなぁと。この時代には保安検査はなかったのかな?冬木の妻が一行も出てこないのが、まさに不倫に浮かれた男らしい。西日本新聞選の九州の100冊。2018/01/27

りん

0
「蒸発」とは、なんと蠱惑的な響きだろう。東京から蒸発した主人公の愛人と、福岡で蒸発した鉄鋼会社の社長。主人公が愛人の行方を探すうち、そのふたりの関係が浮き彫りになってゆく。物語自体の面白さもさるものの、1970年代の福岡市内が舞台で、現在福岡市に住んでいる者としてたいへん興味深く読んだ。2017/05/19

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