感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
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【1973_日本推理作家協会賞】【1985版_東西ミステリーベスト100_64位】1987年4月5日読了。夏樹静子氏のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りします。(2016年3月22日に入力…したものをミスタッチで削除してしまったので、20210325再入力)1987/04/05
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交通事情も福岡市内も50年経つとだいぶ変わるもんだなぁと。この時代には保安検査はなかったのかな?冬木の妻が一行も出てこないのが、まさに不倫に浮かれた男らしい。西日本新聞選の九州の100冊。2018/01/27
りん
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「蒸発」とは、なんと蠱惑的な響きだろう。東京から蒸発した主人公の愛人と、福岡で蒸発した鉄鋼会社の社長。主人公が愛人の行方を探すうち、そのふたりの関係が浮き彫りになってゆく。物語自体の面白さもさるものの、1970年代の福岡市内が舞台で、現在福岡市に住んでいる者としてたいへん興味深く読んだ。2017/05/19