感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
37
三浦綾子さんの随筆集です。忘れっぽい、割りとお茶目な三浦さんの素顔がおもしろい。外食時に食べ残し持ち帰るエピソードは時代のせいか共感は出来ないが、なるほど、と、感心させられた。置き土産のような心暖まる話も好きだ。孤独というより、人との繋がりの大切さを感じる本でした。そして、神がそばにいるから孤独ではないとおもえるひが自分にも来るといいなと思いました。2016/09/01
Gotoran
34
本書は、三浦綾子が新聞や雑誌などに掲載した文章をまとめたエッセイ集。「愛とは?、生きるとは?」という根源的なテーマを、著者に悩みを寄せた人々の姿から、恋愛や夫婦関係、また食べることや住まうこと、病気、ある時は動物や虫を通してなど、何気ない日常を切り口として、深い洞察を加えて、読み手に迫り、問い、語り掛け、教示してくれる。 著者の歯に衣着せぬ、しかしながら一貫して愛の眼差しで語られる数々の言葉が読み手の心に響いてくる。かなり古い作品ではあるが全く色褪せていない。2026/09/22
金吾
32
○三浦さんのエッセイで毎回感じる感謝、謙虚、思いやりがこの本でも全面的に表れており、読んでいて爽やかな気持ちになれます。特に夫婦の話は素晴らしく、妻に対する感謝と尊重、思いやりが自分は足りないなと反省しました。2023/06/16
黒澤ペンギン
15
三浦綾子のエッセイの中でも、人生に寄り添い照らしてくれる一冊。「わたしはなぜ書くか」では三浦綾子にとっての文学とはについても書かれている。 本旨とは逸れるが、白金温泉に行く途中の白樺林は自分も好きだったので言及があり嬉しい。新潮文庫の「道ありき」の表紙を初めて見た時もこの白樺林を思い出した。2022/09/10
チサエ
9
KindleUnlimitedにて数十年ぶりの再読。人との関わりの中で、寄り添うことのたいせつさ。作中から→「人間は、手がなくとも、足がなくとも、人間であることに変わりはない。だけど、もし五体が満足に備わっていても、美しいものを美しいと思う心が失われ、人の痛みを痛む心を失ったら、それは人間ではない」2023/05/29




