角川文庫
小説熱海殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041422014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

55
なんというグルーヴ!これは役者冥利に尽きる作品だ。若き日の風間杜夫と加藤健一の汗飛び散る熱演を観てみたかった。ピンと来なかった若い読メユーザーも多数おいでのようだが私は随所でクスクス、タハッとなり、つかこうへい氏の凄味を40年の時を経て感じた次第。2016/10/23

背番号10@せばてん。

31
1986年6月19日読了。86年公開の映画の主なキャストは、仲代達矢(当時54歳)、風間杜夫(当時37歳)、志穂美悦子(当時31歳)。あらすじはもちろん、 忘却の彼方。(2022年2月9日入力)1986/06/19

西

22
読書会用に再読(不使用)。熱海殺人事件はたしか小説から入った。その小説のあまりの面白さに、つかさんの芝居に惹かれていった。こんな芝居が1970年代にされていたなんて。そのパワーに圧倒されるというのは陳腐な言い方だけど、すごいなと感じた。初演観たいなあ。その時観た人はどう感じたんだろう。 珍しいパターンで、こちらに関しては小説の方がすごくて、今まで見た舞台は小説を上回っていないと個人的には思う。自分が観たのはつかさんが演出したものがないのが非常に残念2016/09/25

うえぴー

19
油断してた! こんな面白いなら、学生時代に芝居を観に行くんだった! 90年代の「小劇場ブーム」に乗ってしまった私は、大人計画やらナイロン100℃やら東京サンシャインボーイズにばかり熱を上げて、他の芝居に興味を示してこなかった。つかさんがご存命のうちに観劇したかったなあ。さて本書は、ただのミステリではなく、メタミステリになっています。ワタシが今まで読んだ中では、霞流一『フライプレイ』や幡大介『猫間地獄のわらべ歌』に近い感じ。事件を無理やりでっち上げて、辻褄を合わせるのに四苦八苦するコメディでした。2016/05/01

赤い肉球

14
これは是非、舞台を観てから読んで欲しい‼あの舞台の迫力が蘇ってきた。私が観たのは20年以上前になるけれど、あの時のあの台詞、あの動き、思い出しました。もう一度、塩見さんの迫力ある部長刑事が観たい‼2016/11/05

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