感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶうたん
7
初刊は昭和43年で、作品は昭和30年代の香りに満ち満ちている。横溝正史の描く時代ではそこまで感じないのだが、古くなりきれない独特の臭みを感じるのはこちらの年代のせいだろうか。勧善懲悪とは無縁の、市井の登場人物の落ち込む陥穽をこれでもかというくらいに描く連作集は、分類するならクライムノベルか、日本版暗黒小説のような趣き。小説としての完成度は高いと思うけれど、読んで明るい気分にはなれない。昔読んだ「危険な童話」は面白かった記憶があり、色々な作品もあるのだろうが、今後も読み続けるかは悩むところ。2018/12/09
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