角川文庫<br> 所は何処(いずこ)、水師営(すいしえい)―SF 西郷隆盛と日露戦争

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角川文庫
所は何処(いずこ)、水師営(すいしえい)―SF 西郷隆盛と日露戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041395158
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明治10年。西南戦争に敗れた西郷隆盛は、鹿児島の城山で自害した。だが、巷では、西郷は死んではおらずロシアに逃れ、ロマノフ王朝と共に明治政府顛覆を図っていると噂されていた。明治37年、日露戦争勃発。快進撃をつづける日本軍は勝利を得るかにみえたが、形勢は逆転、水師営で勝者西郷と敗者乃木大将が会見した―歪められた歴史の修正をめざす時間局員の闘いが始まる。そして、謎の背後には、世界的物理学者アインシュタインの影が…。動乱の明治期を舞台に展開する波乱万丈の歴史SF。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

亮人

10
笙子おねえさん&かもめちゃん&元さんの三人が活躍する《時間局員》シリーズ。西南戦争で西郷さんが生き延び、密かにロシアに亡命しロシアの客将となる。そして日露戦争の旅順で西郷さんの指揮によってロシアが逆転勝利。戦後の水師営での会談で、敗軍の将・乃木大将の前に西郷さん登場!熱い!架空の歴史だけど、歴史のうねりを感じられる筆致で楽しい!黒幕の勝海舟とアインシュタイン博士も歴史上の大物だし、登場してどきどきわくわく。好き勝手で奔放な筆致だけど、勢いがあるストーリーで、やっぱり光瀬先生の歴史SFは面白い!!2016/09/30

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