角川文庫<br> 蘇える金狼 野望篇

角川文庫
蘇える金狼 野望篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 508p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041362020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

21
オリンピック直前の東京が舞台。資本金15億の東和油脂、その経理部に勤務する朝倉哲也が主人公。「朝倉は絶望には慣れている。希望を砕かれたときの苦杯を舐めるよりは、はじめから何も期待しないほうがましだと思っていた」そんな虚無感を抱く朝倉が、東和油脂を牛耳る経営陣の腐りきった体質を知ることで、希望を見い出す。つまり、会社を乗っ取ろうとする野望だ。絶望から始まった、皮肉が誕生させた野望は、迷いなく、加速度的に朝倉をのめり込ませる。(つづく)2019/06/05

作曲家BoB君

9
故松田優作さんが演じる主人公朝倉がこれまたカッコいいんだわ。男子の憧れですよ。2011/08/27

グラスホッパー

8
昭和の風味で、おもしろい。完結篇に続く。2023/12/23

ムー

6
昔、映画で見た内容をほぼ忘れていて、文字通り野望といえる朝倉の行動力に舌を巻いた。久々の大藪バイオレンスアクションに酔った。完結編是非読まないと。2018/05/01

コニタン

5
主人公の浅倉に憧れる、こんな男になりたい!無理だな2017/11/05

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