内容説明
私の人生に人より波乱が多いのは、無計画性にあるのかも知れない。計画に従って日々を着実に押し進めて行くということは、考えただけでも気の遠くなるような気がするのである。その程度のことで気が遠くなるような気持になるくせに、人の目から見れば気の遠くなるような異常事態を平気で生きている。徹底的に無計画でここまで来れば、無計画の人生もまた面白いですよ、ということも、平気でいえる。これを言いかえればグウタラの人生ともいう。愛子のすすめるこんないき方をどうぞ。
目次
こんないき方もある
幸福の時間
妻という名の女の哀れ
男の本音・女の本音
男たちの顔
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅっく
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人気作家だったから読んだけど・・・もういいかなあと思うような内容であった2005/07/31
pop13
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辛口だった2010/05/17
あんこ
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痛快。さすが佐藤女史、中年の頃から毒舌でおいでだったのね。2009/12/06
Ayano
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感想を書いていなかったので再読。「男性評論家」とも言われる所以になる文言が散りばめられている。昭和63年の本なので時代背景の違いから同性愛などの捉え方はこのご時世受け入れられないのでは?と思う部分もある。男女それぞれに対する、批判ではない批評という点で男女共々に対するエッセイを通した叱咤激励となっている。2021/12/27
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- 和書
- 被差別民の起源