感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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#岸上大作 #短歌 請い願う群れのひとりとして思う姿なきエリート描きしカフカ #返歌 群の外彷徨い歩く一人とし思う間もなく不条理を描くカミュ 現代百人一首(岡井隆) 2016/09/14
秋月 春日
2
Amazonで頼んだら初版が届いた。中古だし、日に焼けて頁の淵は茶色くなってるけど、「絶筆」が読みたくて取り寄せた。昭和35年、僕よりもひとつかふたつ年下だった著者の死に様。読み終わったあとも、彼の気配が強く残る作品だ。2011/10/12
東京湾
0
安保闘争に揺れる50年代末、恋と革命への渇望の果てに自ら命を絶った青年歌人・岸上大作の遺稿集。短歌と評論に加え遺書を含む日記が収録されており、自負と焦燥の狭間で苦悩する鋭敏な青年の肖像が克明に刻まれていた。日記中に記された孤独感の告白が特に切実だ。2022/03/07
みみこ
0
単純な価値観だけでなく、性別や時代や環境の違いから迫りきれていない部分があることを終始感じた。2021/01/09