内容説明
激闘また激闘!江戸に仕官の道を求める青年中山安兵衛は、高田の馬場で果たし合いをせざるを得なくなった叔父を助け、宿敵中津川祐見をも倒して、剣名は大いに上がった。播州赤穂の浅野家家臣堀部弥兵衛に望まれて婿となるが、元禄十四年春、浅野家をみまった悲運に、安兵衛の運命はまたもや大きく変貌した―。雪の夜の吉良邸討入りをクライマックスに、安兵衛の人と剣を描いて面白さ群を抜く、時代大作完結編。
著者等紹介
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年東京浅草生まれ。下谷西町小学校卒業後、株式仲買店に勤め、海軍入隊。戦後、都職員から長谷川伸門下生となり新国劇の脚本と小説を発表。60年「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の三シリーズで時代小説の第一人者となる。吉川英治文学賞受賞。90年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Taichi Yoshino
4
Kindleで読みながら泣くとは、、自分にびっくり2019/01/12
はいから博士
3
池波さんはだいぶ庇ってはいるが、忠臣蔵の悲劇の原因は浅野の殿様だと思う。話は変わるが、この文庫の解説の池波正太郎の創作裏話は面白かった。2011/01/15
なし
1
鳥羽又十郎からの嬉しい手紙。いよいよ切腹の時の主税の健気さ、安兵衞が掛ける優しい言葉、泣けました。2016/12/13
ぺしみち
1
面白い2015/01/14
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2009/07/21
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- 和書
- おふろおばけ