角川文庫<br> 二人で殺人を

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角川文庫
二人で殺人を

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041312063
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

23
胸を患い休職中の新聞記者が、ちょっと気がある女性弁護士の元を訪ねたところ、話のなりゆきで2人の合作で推理小説を書き、懸賞へ応募することに。そのタイトルが「二人で殺人を」そこへ、タイミング良く、小説のヒントが得られそうな謎が絡んだ依頼が…。離婚してもなお、扉1つで行き来できる隣同士に住み続けるデザイナーと写真家。お互いの弟子たちが複雑に絡む恋愛関係。世間に隠し続けている15年前の出来事。弟子の自殺&遺書の謎…等、お誂え向きなネタの数々。推理小説っぽく、関係者を集めての謎解きがしたい、という弁護士が愛らしい。2022/04/27

Susumu Kobayashi

1
休職中の新聞記者瀬能公は大学時代の同級生で弁護士の我妹(わぎも)糸子の事務所を訪ね、二人で推理小説を合作しようという話になる。そこに糸子の知り合いで服飾デザイナー助手の湯桐奈美が相談に来る。勤務先のデザイナー美上みどりとその元亭主で写真家の田端孔(とおる)の会話を漏れ聞き、私立探偵に調べさせたいので紹介してくれと言うのだ。糸子は瀬能を私立探偵だと紹介してやる。小説のネタでも見つかるかもしれないと思ってのことだった。その翌日、美上の助手の一人江口君子が服毒自殺をするという事件が起きる。軽本格というのかな。2015/09/22

kanamori

0
☆☆★2010/10/09

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