感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すこにゃん
10
野口英世の米国での仕事はかつて最高の評価を受けノーベル賞候補にもなった。しかしその後の検証でその業績は殆どが誤りである事が判明している。国威発揚のために「日本が世界に誇れる英雄」が求められた時代、伝記作家により彼の人生は過大評価された。今や多くの人が野口の人物像の二面性を知っているかも知れない。それでも学歴や障害を乗り越えて海を渡り、最後に自らの研究の犠牲になってゆく姿に大きな尊敬の念を抱かずにはいられない。5月21日は野口英世の命日。合掌。2013/05/11
Hatoro
4
良著。 千円札でお馴染みの野口英世の伝記です。 いかに偉大な功績を残したかといった軌跡とともに、野口英世の人間臭い部分が表現されている。 勉強や仕事に没頭する姿、異常ともとれる浪費癖には驚かされるばかりだった。2013/03/09
FAVORI
3
★★☆ 英世に惚れた。こんなハチャメチャな人だったとは。2013/11/27
SNOOPY
3
子どもの頃に教えられた野口英世とかかけ離れており衝撃を受け、前編では嫌悪さえ感じる。しかし晩年、自らが発見した黄熱病の病原菌が間違いだったかもと焦り、昼夜問わず研究に没頭し、最後は自ら感染し命を落とす姿は、小学生の時に読んだ「野口英世偉人伝」よりはるかに野口英世の偉大さを感じる。2012/09/14
ひんしょう
2
手に重症の火傷を負い「手ん棒」と呼ばれ、貧困の中刻苦勉励して医学を発展させ、研究対象だった黄熱病に斃れた医学者・野口英世…という光の面を子供のころ知った。影の面である彼の金銭感覚、周囲の人々に"たかる"才能、幸せな家庭を築けなかったこと、黄熱病の研究に失敗した経緯まで余さず等身大の彼を描いた作品。凄まじさにちょっとショックを受けた。これは子供に読ませられないわ。2024/03/21
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