感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろ
3
男女の不平等な時代に生まれた萩野吟子さんが、日本で初めての女医となるまでを描いた物語。はじめは弱く、小さいという印象だった吟子さんが様々な経験を積んでいく中で、どんどん大きく、たくましく成長していく姿に感動した。終わり方が少しぼんやりしているように感じたが、それも実在した人物をモデルとしているからこそなのだと思う。2010/07/01
讃壽鐵朗
2
渡辺淳一の得意とする分野の小説で一気に読ませる
masayukimi
1
1988年4月読了
じゅり
1
渡辺淳一と言えば中年男性の妄想系小説を思い浮かべていたので、こういう作品もあったことを知り正直驚きでした。モデルがいるだけに、とてもリアルな展開だったものの、やや冗長だった部分もあったので、☆3つ半。2012/10/21