角川文庫<br> 人面瘡

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角川文庫
人面瘡

  • 横溝正史
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041304976
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「わたしは、妹を二度殺しました」。金田一耕助が夜半遭遇した夢遊病の女性が、奇怪な遺書を残して自殺を企てた。妹の呪いによって、彼女の腋の下には人面瘡が現れたというのだが……表題他、四編収録。

横溝 正史[ヨコミゾ セイシ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

89
金田一シリーズの短編集。短編のせいか読みやすくわかりやすいですが、おどろおどろしいちょっと暗めの雰囲気はそのまま。死体を愛したり、義眼が出てきたり、あれ、さっきも、って感じで微妙に雰囲気が似ているものが揃っている気がします。磯川警部の登場も少し嬉しくホッとします。うへぇ、と思いながらも印象深いのが「湖泥」。ちょっと雰囲気が違ってミステリらしく楽しめた「蝙蝠と蛞蝓」も好みです。「人面瘡」が最終話なのが後味良くて嬉しかったです。さらっと読んでしまいましたが、こうやって振り返ってみると満足な一冊でした。2017/06/23

セウテス

78
金田一耕助ファイル6。本作はこのシリーズが作られる際にまとめられた、五つの短編からなっています。「人面瘡」は先に読んだ「不死蝶」の中からで、他の作品も其々別の作品の中から編集されたものでした。「蜃気楼島の情熱」は日本本格ミステリーのバイブルと呼ばれる作品で、「本陣殺人事件」にも登場した久保氏や磯川警部が再登場し、これぞ金田一シリーズという感じが強くする。「蝙蝠と蛞蝓」は反対に金田一シリーズらしくない、楽しめる作品です。金田一とはこんな素晴らしい男なのだと、身内の様に自慢したくなる、すっきりとした作品です。2016/06/10

ann

73
自分的には、横溝正史や乱歩ならタブーもイケる。「蝙蝠と蛞蝓」は長編で読んでみたいくらい面白かった。第3次横溝ブーム。2018/03/20

歩月るな

57
『睡れる花嫁』『湖泥』『蜃気楼島の情熱』『蝙蝠と蛞蝓』『人面瘡』の五篇。短編集『首』に並んで「死体を用いた大胆不敵なトリック」が多用される前半の二本、蜃気楼島も合わせて、とにかく死体と寝る人が多い。あと義眼。死体を用いたトリック、と言うと確かに感興をそそる点もあるのだが、その内容と言うのは極めて陰惨で不快なものである。実に、全く以って狡猾で天才的。『湖泥』はかなりエグいです。『蝙蝠と蛞蝓』は超絶愉快な快作。悲惨な話が続いた後にこの話、オチが気持ち良い。表題作の姉妹は何とも息苦しくなる物語だった。なるほど。2015/11/07

えみ

55
金田一耕助、短編ですらその異彩を放つ探偵ぶりが際立っている。時代背景の中に溶け込む、独特の存在感。決してキラキラした主役やエース感はないのだけれど愛嬌、愛着が湧いてくる人柄がシリーズを長生きさせているのだと思う。『金田一耕助ファイル6』は「睡れる花嫁」「湖泥」「蜃気楼島の情熱」「蝙蝠と蛞蝓」「人面瘡」の5篇収録。どの短編も初読みで興奮しながら読んだ。「睡れる花嫁」の怪しさ「湖泥」の異常さ「蜃気楼島の情熱」の狂人さ「蝙蝠と蛞蝓」の性悪さ「人面瘡」の非道さ…総じて不気味で陰湿な暴悪が事件を忘れ難きものにする!2024/08/03

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