角川文庫<br> わが人生の歌がたり―昭和の哀歓

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角川文庫
わが人生の歌がたり―昭和の哀歓

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041294451
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0195

内容説明

南北潮鮮で過ごした子ども時代、敗戦で家を失い、教師の父は酒に逃げた。病の母をリヤカーに乗せた逃亡生活、明日をも知れぬ引揚の恐怖、ロシア人兵士との闇取引。激動の少年期を経て筑豊に帰国した少年は、極貧の中、早稲田大学に入学し、青春の日々を売血で食いつないだ。つらい時、かなしい時、常に歌がともにあった。―私は、歌が、人間の肉声が好きなのです。命をつないだ魂と涙の昭和歌謡史。今こそ声をあげて歌いたい。

目次

第1章 はじめて聴いた歌
第2章 戦時下の流行歌
第3章 極限の悲しみの歌
第4章 脱出を支えた歌
第5章 貧しい日本で生まれた歌
第6章 東京の苦学生の歌

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。同年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tecchan

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 作家五木寛之氏が、その当時に流行っていた歌、印象に残る歌を紹介しながら、自分の人生を語る。第一巻は、戦前の朝鮮居住の少年時代から、早稲田大学時代まで。その時代の世相がよくわかる。 2021/08/17

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