内容説明
自分と他人と仕事を愛することが出来たなら、なんと幸せな人生だろう。この一冊は、よりよく生きるための12種類の愛について、その光と影、始まりと終わりを語りつくした究極の愛のバイブルである。豊かで深い思索にみちた作家の提言は、陳腐なマニュアルから遠く離れたあなただけのラブスタイルを見出す。そしてそれがあなたの新しい幸福への第一歩となるにちがいない。
目次
第1章 自分を愛する―ナルシシズムが教える愛のレッスン
第2章 同性を愛する―その愛情により深いものがあるかどうか
第3章 家族愛―この振り払っても振り払ってもついてくる情
第4章 人間愛―慈しむ心と悲しむ心と
第5章 小さいものへの愛―つらい現実から、一瞬目をそらせる隠れ家のような愛
第6章 恋愛―恋と愛という二つの核を持つ楕円形
第7章 仕事への愛―仕事がもたらす生きている手ごたえ
第8章 性愛―万物生成の源
第9章 物への愛―人間の言葉を理解する物たち
第10章 言葉と愛―言葉に託された愛の形
第11章 静かなる愛―肉体と精神がつながる新しい恍惚
第12章 新しい愛の形―「第三の性」はなにをもたらすのか
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門筑豊篇』ほかで第十回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。2002年、菊池寛賞を受賞
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