角川文庫<br> 愛について―人間に関する12章

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角川文庫
愛について―人間に関する12章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041294376
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

自分と他人と仕事を愛することが出来たなら、なんと幸せな人生だろう。この一冊は、よりよく生きるための12種類の愛について、その光と影、始まりと終わりを語りつくした究極の愛のバイブルである。豊かで深い思索にみちた作家の提言は、陳腐なマニュアルから遠く離れたあなただけのラブスタイルを見出す。そしてそれがあなたの新しい幸福への第一歩となるにちがいない。

目次

第1章 自分を愛する―ナルシシズムが教える愛のレッスン
第2章 同性を愛する―その愛情により深いものがあるかどうか
第3章 家族愛―この振り払っても振り払ってもついてくる情
第4章 人間愛―慈しむ心と悲しむ心と
第5章 小さいものへの愛―つらい現実から、一瞬目をそらせる隠れ家のような愛
第6章 恋愛―恋と愛という二つの核を持つ楕円形
第7章 仕事への愛―仕事がもたらす生きている手ごたえ
第8章 性愛―万物生成の源
第9章 物への愛―人間の言葉を理解する物たち
第10章 言葉と愛―言葉に託された愛の形
第11章 静かなる愛―肉体と精神がつながる新しい恍惚
第12章 新しい愛の形―「第三の性」はなにをもたらすのか

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門筑豊篇』ほかで第十回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。2002年、菊池寛賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

4
恋人を心から愛せるように。すべてを信じる。2018/08/05

ツギナ

3
五木さんのお話は私の精神の根幹を支えてくれる。愛について様々な見識を深めることができた。2011/09/28

エン

2
五木さんの文章は地に足がついているというか、同じ目線で問いかけてくるようで、すっと受け入れられますね。若い頃から、色々な著書を読んでますが結構助けられた記憶があります。 この本では、キリスト教的な愛だけでなく、仏教や他の国の愛、物や仕事への愛などが語られていますが、それを矯正しようというものではなく、百人いれば百人のスタイルがあるというように、色々な考え方を受け入れて自分自身のスタイルを見いだして行こうという内容です。今でも新鮮な感覚を得られるお話でした2018/12/26

Lc

2
いろんな小説や映画、舞台が手を変え品を変え表現しようとするもの。愛について。 五木寛之さんの本を読むのは初めてですが、「愛」を語る口調に押しつけがましさが無く、素直に読めました。押しつけがましくないのは、五木さんが自他の考えをはっきり分けているからだと思います。「男の自分はこう思う」と書いたら、「女はこう思うだろう」と加えたくなるのを抑えている。各章の要旨についても、「私の場合」、「私自身」ときっちり線引きしています。このように、自他を峻別し、他を尊ぶことが受け入れやすい言葉をつくっているのでしょう。2012/03/25

れい

1
五木寛之さん好みかも2023/05/03

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