角川文庫<br> 北斗の人 (新装版)

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角川文庫
北斗の人 (新装版)

  • 司馬 遼太郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041290088
  • Cコード C0193

内容説明

奥州の馬医者の次男に生まれた周作は、千葉家の守り神である北斗七星に「天下の剣壇の総帥にならん」と誓いを立てた。剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、中西派一刀流の竹刀剣術を学ぶため江戸に出た。しかし、晦渋な秘儀に堕した兵法に反逆し、独自の剣の道を究めるべく、廻国修行に旅立つ。おのれの理想と剣技だけを頼りに北辰一刀流を開いた千葉周作。剣豪の青年期を爽やかに描いた不朽の名作が大きな活字の新装版で再登場。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年(大正12年)、大阪府生まれ。大阪外国語大学蒙古語科卒業後、産経新聞社に入社。59年、『梟の城』で直木賞を受賞。その後、66年に菊池寛賞、72年に吉川英治文学賞、75年に日本芸術院賞恩賜賞、81、86年に読売文学賞、82年に朝日賞、88年に大仏次郎賞を受賞し、93年に文化勲章を受章。96年(平成8年)2月、七十二歳で永眠
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

78
面白かったです。北辰一刀流がいかにして発生したかを知ることができました。千葉周作の天下の剣士になるという想いが独自の剣術となったのですね。理想と剣技により己の道を切り開いていった周作。その青年期が爽やかでありつつ、後の剣豪になる姿を伺わせていました。自らを信じる生き様が格好良かったです。2018/04/30

たつや

52
こちらも、事前に情報を入れずに読んだら、思いの外、物語や情景描写がすらすらはいってっきて、読みやすく、面白かったです。冒頭の顔が長い周作の描写に、どうしてもジャイアント馬場をイメージしてしまい、読み辛くなり、困った。また、当時の次男坊の立場のなさが時代とはいえ、そら恐ろしく感じた。養子はとるが、夫婦養子ではないから、食いぶちは自分で探せというのは、現代にも通じると思う。あと、周作が木刀を下げて構えた立ち会いのしーんが、あしたのジョーの両手ぶらり戦法を思いだし、ゾクッとしました。最後は剣で名を残した、千葉周2016/11/15

優希

51
再読です。やっぱり面白いですね。千葉周作の青年期が爽やかに描かれていました。一度は中西派一刀流に入門するも、その内情に反発し脱退。独自の剣の道を極めようとする姿は格好良かったです。己の理想と剣術を頼りに、北辰一刀流を開いた周作はまさに剣豪と言えますね。2023/03/31

mura_海竜

44
久しぶりの司馬先生の本。ビジネスに効く時代小説としてオススメもある。北辰一刀流の千葉周作。剣術界の古い体質を改革。神に祈っていても良い下駄が作れない様に、既成剣術の神秘性・精神性を排除、極めて物理的・合理的。上州の馬庭念流のところは緊迫し、最終、どこに落ち着くのかワクワクしながら読んだ。父の幸右衛門の考えも基礎にある、天地の理法に外れた「桑に梅を接木」。柔軟な発想が大切なのだと感じる。幕末の志士の多くが千葉の門下生。周作は体も大きく龍馬と重なる。浅利道場で松戸が出てくる。豊島園に東方に周作の墓があるそう。2013/08/31

金吾

42
◎好きな小説です。特に今まで難しく教えることが重んじられていた剣術を理解容易に教えたというところが教育の真髄と感じ好きです。また上州人の燃え上がり方がいい感じで面白いです。2023/02/23

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