感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
31
昭和47年に出版された本なのに、著者のメッセージが全然古臭くなっていないのに驚く。今も昔も恋に悩む男女の心理はあまり変わらず、現在悩んでいる人にも示唆を与えてくれる良書。一番心に残ったのは、情熱と愛の違いについての見方だ。「恋愛という情熱を持つことは誰にでもできる。しかし、愛は誰にでもできるものではない」、「毎日のめだたぬ平凡な結婚生活は決して情熱のように派手で楽しいものではなく、時には疲れ・・・。しかし、そうした地味な共同生活から、愛は少しずつ育つのです」、「愛とは、意志であり忍耐であり、努力」。2013/06/01
団塊シニア
27
女性のための恋愛書であるが男性が読んでも共感できる内容です。情熱と愛について等筆者なりの分析をしており面白い、時代が違いすぎる感じはあるものの本質的には40年前と変わらない気がします。「安定は恋愛を殺し、不安は恋愛を生かす」は恋愛の矛盾を突いており名言です。2013/05/08
はふ
18
恋愛とは何でしょうか。恋と愛の違いについて著者熱く語っていました。また、男性の性質、女性の性質についても言及。科学的な裏付けがないのが、少しネックかな…。でも、恋愛はというものは、経験豊富な人から教えてもらうのが一番いいのでしょう。2019/06/13
tori
14
やはり人を愛することは技術が必要。付け焼き刃的に身につくものではなく、自分の成長が必要不可欠。昭和47年初版のため、時代背景などズレている部分があったが、それはそれで学びがあって面白かった。男女は根本的に違うんだなと改めて気付かされた。2020/02/23
ミドリ☆
5
安定は情熱を殺し、不安は情熱をかきたてる。2019/09/24