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出版社内容情報
敵の首領から名を贈られ「ヤマトタケル」と名乗ることになった皇子オウス。だが父・景行天皇から、女装して敵を倒したやり方を「大将のやることではない」と厳しく責められ…!? 古代史ロマン、第二巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
発掘調査で新たに判明した事実から、『古事記』や『日本書紀』の記述を修正しつつ、そこに独自の解釈を盛り込み、描いていく『ヤマトタケル』。例えば、天照大神が伊勢神宮に鎮まるまでに各地を転々としていたことから、大和三輪山の神を中心とする畿内大和からすれば、天照大神は所詮余所者だったのではないかと推察している点などだ。本作の連載が始まった頃に安彦良和の講演を聴く機会があったのだが、実感したのは著者は本当に古代史を丹念に調べていて、なおかつそこにロマンという名のイマジネーションを熱く込めようとしているということだ。2014/02/15
ぽっぽママ
8
ヤマトタケルが子供っぽくって魅力がない。何も考えてなさそう。2015/04/15
ICH
4
ここに出てくるスクネは『天の血脈』にも出てくるスクネだよね。いよいよクロスオーバー感がたっぷりです。スクネとヤマトタケルの関係がどうなるか待ち遠しいです。登場人物たちが、いかにも安彦さんらしくてにやにやしながら読めるし、そして展開も楽しみです。実は、以前読んだ「ヤマトタケルもの」の豊田有恒の『飛騨のヤマトタケル』が、ちょうど本書あたりと元ねたを一にしています。両者の解釈の違いもなかなかに面白く、特に大碓のキャラの違いが物語を面白くさせてくれそうです。2013/12/23
まめ
4
相変わらずキャラクターが生き生きしていて、それだけで楽しめる。でも、読んでる感じでは、昔居たであろうヤマトタケルの足跡や行動動機の想像を膨らませながら読む。アカデミックなアプローチ。な感じ。2013/12/16
北白川にゃんこ
3
根切りだあっ!2024/12/31