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出版社内容情報
“真実”を見せる神・別天王をめぐって、物語は最終局面へ。敗戦探偵・結城新十郎と因果、そして海勝麟六が関わった事件の真相とは? ノイタミナ発アニメとして大人気の「UNーGO」コミック最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
7
もう完結なんですね。とても分かりやすくてアニメの捕捉としても楽しめたので、もう少し読んでいたかったです。今回はコミックだけのオリジナルエピソードが入り、そこから最終章に繋がっていくのですが、泉さんのちょっと可愛らしい一面が見られました。2013/08/11
ジャック
6
最後までアニメに負けないくらい絵が綺麗で面白かったです。これで終わりというのがもったいない・・・!!2014/01/25
ピク
5
本編8~9話間を繋ぐオリジナルストーリー入ってた、まさかの虎山検事.番外編の中編映画とセットな上、全体像を把握して見ないと色々わかりづらいアニメなので大ブレイクとはいかなかった(その代りコアなファンは今も多く残ってる)作品なのもむべなるかなとは言え、キチンと全てを呑みこめた時、この作品の野心と、その達成度の高さには舌を巻く.それがイコール坂口安吾の視点の確かさを現在に落とし込み、そして未来をも予測するという離れ業になる.人間は堕落する―――それが救いだ.2015/05/27
折登大輔
5
とても示唆的な話だと思う。この時期に完結巻が出たのもとても印象深い。落ち着いているように見えて決してそうではない「敗戦後」の社会、その事を描いた物語。物語の横糸になっている「堕落論」を知っていると、当時とよく似ている「今」が浮き彫りになったように見えてくる。隠れたテーマに対してわざと言葉を足りなくして、深く思いを馳せさせるように作られている物語。続編が出て欲しい。2013/08/11
もっち
3
戦争に負けた未来の日本、その人々を描いた作品。アニメ本編放送中に震災が起こってキャラのセリフに変更が加わったのですが、残念ながらコミカライズに生かされてなかった。その代わりにオリジナルで、攻殻機動隊の電脳空間みたいな演出がされていてSFな感じがますます出ていたのは面白かったかな。坂口安吾の原作『安吾捕物帖』から推理の元ネタを取って、『堕落論』の要素をかなり足し、時代背景も興味深いっていう良作。2013/09/10