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出版社内容情報
これが真実の一年戦争だ!?
木星から帰還した男がサイド3で見たものとは……。あの戦いの記憶にカイ・シデンが迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
16
なんだか小ムツカシイ漫画になってます。カイ・シデン、安彦良和の描くガンダムでは軟弱者のままのようですが、ここではかなりデキル男になってます。で結局ジルとミリーには会ったのかなぁ。そんな想像してしまったり、続きが読めるんじゃないかと期待したりしてます。2012/11/29
mt.gucti
11
安彦さんのコメントにあった通り。ファーストガンダムの「続編」でない「後日譚」 見事です本当に。 寿司さんの元の絵柄からここまで似せて、オリジナルで挑んでくるなんて。それいけ僕らのⅤ・・・・のヒトですよ?!(誉めてる) 楽しかった♪2015/05/17
みやしん
10
これだけ小さな焦点とMS開発史をいじくっているのに、意外と登場人物の過去を掘り下げていなかった「ガンダム」。ふいに語られるシデン家の変遷。色々あったみたい。カイを語るうえで避けては通れないミハル一家の話題。弟妹とWBキッズのあり得てないifの一コマが切ない。え⁉バムロってあの人?マチルダとの会話がカイ自身のそしてデモ隊を前にしての演説が人々に響く。後のロイ館長も出てきたがマニアが本物に講釈を垂れるのは恥ずかしいな。
もくもく
10
物語の背景は、一年戦争終結から四半世紀を過ぎたころ。 カイ・シデンも四十代(43?)で、飄々としたなかなかイイ男になってました。 サイド3で開催される「一年戦争博覧会」にからんで、ジャーナリスト:カイ・シデンがホワイトベースの戦いを振り返るってお話です。 連邦に都合よく作られた解説とか、触れられることのない真実とか、戦場の英雄譚とか「歴史」っていうのは、こうやって勝者の価値観で作られて行くのかと、現実世界にも思いを巡らせながら読了いたしました。 (太平洋戦争の25年後っていうと大阪万博になるのか・・・)2012/12/07
金目
7
1年戦争を体験したカイ・シデンが、20数年経った今何ができるのか。何だかマチルダさんの記憶が最後に持ってこられて、カイがジャーナリストを志す原点みたいな所まで話が戻ってきた。戦争で最初に犠牲になるのは真実である。肝に銘じたい所です2019/07/20