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出版社内容情報
冲方丁の傑作歴史小説を鬼才・三宅乱丈がコミカライズ!
炎のように激しく全力で己の生を貫いた男・水戸光圀。父に挑み、兄を慕い、妻を愛し、天に吼え、そしてこの国の「歴史」を確立した不世出の男を、『天地明察』の冲方丁が生み出し、『イムリ』の三宅乱丈が描き出す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
30
『天地明察』も『光圀伝』もいつか読みたいとは思っていたが、この漫画版をブックオフの105円コーナーで発見。私は何となく徳川光圀という人が好きではないのだが、『光圀伝』を読了すれば好きになるのだろうか?。この1巻でも乱暴者の光圀よりも、長兄・竹丸の優しさに心を惹かれる。この漫画版は説明が少なくて読み易かった。良い導入となったので、原作を手に取ろうかと思う。2013/08/21
てんてん(^^)/
10
光圀公と言えば、時代劇でお馴染みのあの歴代好々爺しか浮かばない、そんな漠然としたイメージしか持っていなかった。これはなかなか頭から血生臭いな。まだ全然プロローグだけれど、この前途多難さ、目が離せない。原作も気になるなあ。2012/09/16
いずみ
10
冲方丁に三宅乱丈ときたら買うしかないでしょ、とまずはこちらを購入。人間関係にどえらい緊張感がある始まり方で、エピソードが一つ一つ強烈です。親子や兄弟間がこれではきついなあ…でも兄との関係がほわっと和む瞬間はとても心打たれた。兄ナイス!そして次巻、こりゃどうなるのか。気になる!小説も買うしかない(はっ、やられた~)2012/09/05
何事にも全力で
10
水戸光圀公が主人公ということで、気になって購入。画の雰囲気こそ最初は抵抗あったけど、それはすぐ気にならなくなるほど話の流れが面白かった。お兄ちゃん素敵。こんなお兄ちゃんになりたかった…。2012/09/02
モヒート
6
原作が文庫化&コミック三巻四巻同時発売してたので再読。水戸黄門の名前でお馴染み、徳川光圀主役の歴史モノ。原作のあの場面、三宅さんはどんな風に描くんだろう➡おお!とページをめくるのが楽しみ。夭逝した次兄・亀丸と赤子の光圀(お長)の回想シーン、「おれのお長を泣かすな!」「お長がおれをちちうえと呼んだ!」と、弟を慈しむ亀丸が愛らしくて切ないな…2015/06/25