出版社内容情報
再婚した母が死に、裕福な義父と屋敷で暮らしていた中学2年生のナオ。
迎え入れられた意地悪な継母との喧嘩のすえ、ナオは家出を決行する。
屋敷の離れに住む使用人・クニコの部屋にむりやり居座り、
家族の様子を観察してやることにしたのだ。
……けれど血の繋がらない家族には狼狽した様子もない。
ナオは狂言誘拐を画策し、家族に身代金を要求するが――(「失踪HOLIDAY」)。
居場所を求めて彷さまよ徨う少女を描く表題作他、初期作品全4篇。
【目次】
失踪HOLIDAY
華歌
未来予想
フィルムの中の少女
角川文庫版あとがき
解説 吉田大助



