角川文庫<br> 黙する女官の後宮推理帖

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角川文庫
黙する女官の後宮推理帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041174852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

■あらすじ

十五ヶ月もの間、身籠もり続ける妃がいた。
彼女の周りでは不思議な事件が起こり続け、伝承になぞらえ「神の子」を授かったと騒がれる。

監察御史の王和は調査を命じられるも難航。
お手上げかと思われた時、彼は後宮の奥深くの寂れた古書庫で一人の女官・宵月を見つける。

本に埋もれる彼女は無表情で寡黙。
だが、謎に対峙する時だけは極上の笑顔で一心に筆を走らせ……。

謎解きを愛しすぎている天才女官と敏腕御史の中華後宮古書ミステリ!


■登場人物紹介

宵月(しょうげつ)…後宮の古書庫にいる寡黙な少女。圧倒的な洞察力を持つ。

王和(おうわ)…監察御史。美貌の持ち主で『御史台の氷狼』と呼ばれている。

阮祝(げんしゅく)…御史台副長官。王和直属の上司で、『御史台の氷華』と称されている。

阮太漢(げんたいかん)…隻腕の大将軍。才智に優れた四兄弟と一人娘を持つ。

羊羊(ようよう)…女官。お人好しで人からの頼みごとを抱えがち。商人の家系。

庚丈(こうじょう)…後宮の古書庫を管理している老貴人。


【目次】

序章
第一章 神の子
第二章 鮨魚(げいぎょ)
第三章 墓の雀
終章

内容説明

十五ヶ月間、身籠もり続ける妃がいた。彼女の周りでは不思議な事件が起こり続け、伝承になぞらえ「神の子」を授かったと騒がれる。監察御史の王和は調査を命じられるも難航。お手上げかと思われた時、彼は後宮の奥深くの寂れた古書庫で一人の女官・宵月を見つける。本に埋もれる彼女は無表情で寡黙。だが、謎に対峙する時だけは極上の笑顔で一心に筆を走らせ…。謎解きを愛しすぎる天才女官と敏腕御史の中華古書ミステリ!

著者等紹介

巻村螢[マキムラケイ]
2022年マキムラK名義で『ごめんあそばせ、殿方様! ~100人のイケメンとのフラグはすべて折らせていただきます~』(一迅社ノベルス)にてデビュー。魔法のiらんど大賞2021小説大賞《大賞》を受賞した『碧玉の男装香療師は、ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。』(カドカワBOOKS)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

22
天耀国の監察御史・王和が後宮の古書庫にいる洞察力に優れた寡黙な女官・宵月の力を借りて、伝承や古書を手がかりに後宮の不可解な事件を解いていく中華後宮ミステリ。懐妊した妃へお祝いを届けた女官が相次いで死ぬ事件の調査を命じられた王和が、普段は筆談のみで謎に向き合う少女・宵月の洞察力を目の当たりにして、ひきつけで倒れる女官と伝承の犬面魚の噂、謀反が疑われた阮一族の問題に挑む展開で、集中すると危うさも垣間見せる宵月の特異性が際立っていて、お互い訳ありの事情を抱える2人の関係がこれからどうなるのか面白くなりそうです。2026/08/27

キキ

17
15カ月間身籠り続ける妃を調査するよう同い年の天才上司、阮祝に命じられた御史台の王和。調査するうち王和よりも先に答えにたどり着いた人間がいた。謎さえあればいいという美しいく寡黙な女性宵月はひっそりと後宮の奥深くの古書庫に住んでいた。彼女の天才的な頭脳を借りながら謎を解いてゆく。王和より阮祝や宵月、阮一族のキャラと天才度合いに魅力を感じた一冊。王和と宵月の今後も楽しみ。謎も残って気になる2026/08/31

本の虫子

2
後宮を舞台にしたミステリということで、華やかさの裏にある不穏な空気や、人々の思惑が絡み合う展開に惹き込まれました。何より魅力的だったのが、寡黙でどこか謎めいた女官・宵月。普段は静かなのに、謎を前にすると鋭い洞察力を発揮する、そのギャップがとても良かったです。王和とのやり取りも印象的で、二人の距離感がこれからどう変化していくのかも気になります。 静かな雰囲気の中にじわじわと謎が深まっていくタイプの作品が好きな方におすすめです。 宵月のさらなる活躍と、王和との今後も楽しみ。続編があればぜひ読みたいです2026/08/25

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